2008年11月28日
信用調査とは
「信用調査」というとどうしても堅苦しいイメージになってしまうが、要は無担保で個人の信用(個性)に対しての与信を行なうのがクレジット会社の役割である。 だから信用調査は、その個人、まず実在する人物であるのかどうか、ということがチェックされる。
氏名、生年月日、住所、電話番号を参照しながら、利用履歴の有無や遅延履歴の有無、住宅地図確認、電話番号登録確認、独自データベースによる本人確認などのチェックが行なわれる。
この作業を機械化している会社では、それを機械による「自動与信」などと呼んでいる。
また、銀行などでは信用調査のスコアリング(申込者の年収や職業によって点数をつけて信用度合いや返済能力をランクづけすること)を行なうことで、与信判断の材料としている。
信用調査の基本は、その個人の人柄や個性や、約束を守れる人物であるかどうか、モラルの高い人なのかどうかといった極めて感性的で定性的なものである。
年収や職業などは固定したものではないので、旧態依然としたスコアリング方式だけでは、適切な与信や顧客の囲い込みを行なうことは不可能だろう。
個人の人間性までも正確に判断できるような、新しい信用調査方法が開発されてはじめて、与信のノウハウが構築できたということができよう。
また、銀行などの金融機関の信用調査が、審査から申込者をふるい落とすことを主眼に作られたものだとすれば、クレジット業界においては、少なくともそのような金融機関と同じことをするのは避けなければならない。
クレジット業界は、金融機関にできないようなことに前向きにトライするチャレンジ精神がウリなのだから、性悪説の立場よりも性善説の立場に立って物事を進めていかなければ、業界の存在意義さえ失ってしまうかもしれない。
信用調査に一週間や二週間といった時間をかけることなくクイックレスポンスを行なっていくこと、また、できる限り申込者の要望に沿えるように審査のしくみを構築していくことが、信用調査における顧客満足度を向上させるための重要な課題である。
現在のあり方に妥協してしまうのではなく、常に、より最善の未来を作り上げていこうという姿勢で日常業務に取り組んでいくことが、クレジット業界の業界らしさなのである。
最近はクレジット会社が銀行ローンの保証業務を担うケースも増えている。
本来なら銀行が行なうべき信用調査という重要な仕事を、クレジット会社にアウトソーシングしているのである。
とくに融資商品においては、競争や差別化をめざしながら、実際は競争も差別化もできていないという現象が起きている。
そんな今こそ、新しい信用調査のあり方を真剣に検討すべきである。
投稿者: 日時: 2008年11月28日 09:52 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ
信用調査とはを最後までお読下さいましてありがとうございます。
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